1961-04-27 第38回国会 衆議院 本会議 第34号
これは、一朝有事の際、情勢に即応し得る体制を整えるために、作戦、指揮系統を流線化しようとするものであって、陸、海、空三自衛隊の共同作戦にあたっては、統幕が基本命令を立案し、長官の指揮は統幕議長が執行するというものであります。かくして、新安保条約第五条の日米共同防衛条項が発動されるときは、米軍の指揮のもとに即座に行動し得る体制がここに整えられるわけであります。
これは、一朝有事の際、情勢に即応し得る体制を整えるために、作戦、指揮系統を流線化しようとするものであって、陸、海、空三自衛隊の共同作戦にあたっては、統幕が基本命令を立案し、長官の指揮は統幕議長が執行するというものであります。かくして、新安保条約第五条の日米共同防衛条項が発動されるときは、米軍の指揮のもとに即座に行動し得る体制がここに整えられるわけであります。
○東隆君 先ほどの点、しり切れとんぼになりましたが、お伺いしますが、逓送関係は歴史があるのだ、こういうお話で、この会社が設立をされたのは昭和十七年、その当時は基本命令を出して会社を十分監督をしておった、こういうふうにお話しになりました。そうして二十二年にその基本命令を廃止をした。
その管理の方法といたしましてこの五百四十二号という一つの基本命令が出されざるを得なくなつた、そういうような非常の場合におけるところのこうした措置、而も占領政策遂行の基本的の憲法とも称すべき法律である、従つて講和條約が成立いたしますれば当然私は基本的に、言うを待たず効力を失うことは当然のことと思います。法務総裁の御説によりましても形骸は残る、成るほど形骸は残ると思います。